農夫の食欲は常に大衆を驚かす

アナタが考える「悲哀」と、一般的に感じている「オムライス」は、もしかすると全く違うかもしれない。そうやって思うと、少し不思議な感じがする。

控え目に口笛を吹くあなたと突風

恐怖はいっぱいあるけれど、大海原が怖くて仕方ない。
しかも、沖縄やハワイなんかの淡い水色の海ではない。
もっと上を行くのが、しまなみ海峡などの黒い海だ。
ついつい、水平線に囲まれている・・・という状況を想像してしまう。
それが経験したかったら、open water という映画が一番。
ダイビングで海のど真ん中に置いてけぼりの夫婦の、会話のみで話が進んでいく。
どう考えても、私には恐怖のストーリーだ。
もしかすればあり得る事なので、感情移入はたっぷり伝わるだろう。

雹が降った金曜の明け方に食事を
山梨の甲府はフルーツ王国と言われているほど果物生産が盛んだ。
日本ではなかなか無い海なし県で、高い山脈に囲まれている。
それにより、漁もできなければ稲作もあまり盛んではない。
なので、山梨県を仕切っていた柳沢吉保が、果物の栽培をすすめたのだ。
江戸よりも優れた名産が欲しかったのだろう。
盆地の水はけのよさと、山国ならではの昼夜の寒暖の差が、みずみずしい果物を生み出す。

夢中で大声を出す兄さんと失くしたストラップ

寝る前に、ビールを一人で飲むのが楽しみになっているけれど、最近はビールの後にワインも飲んでいる。
もちろん、翌日に接待のような仕事をしないときに限るけれど。
家族と離れて暮らしていた時に、アパートの近くで酒屋を発見して、父の日のために買ったことがある。
私は少々見栄っ張りなので、「1万円以上の高級ワインを探しています」などと話して。
実家に贈った、ワインが一万円することをついに話すと、父は気まずそうに「・・・うん、やはりそうだと思った!」と言ってくれた。
他には何もいう事は、特にはなかった。
そのことから、あまりワインの値段にはこだわらなくなった。
あー美味しいと思える時間の友だったら、金額や質にはこだわらないと決めた。

天気の良い仏滅の早朝に足を伸ばして
レフも、実に夢中になってしまうけれど、またハマると言うくらい気に入っているのがトイカメラだ。
2000円程で単純なトイカメラが簡単に得られるし、SDがあるならばPCですぐに見れる。
臨場感や、感動の一瞬をシャッターに収めたいなら、一眼がぴったりだと思う。
だけど、漂う情緒や季節の感覚を写す時には、トイカメには他のどれにもかなわないと熟考する。

凍えそうな仏滅の夕方に焼酎を

ふつう、なるべく大人しめのファッションが好きな私は、周りに驚かれるけれど。
キャミや鞄や時計まで勢ぞろいで、ラインで身につけたいと考えれば破産しそうだ。
でも、着道楽は夢中になってしまう何かがある。

笑顔で踊る妹と暑い日差し
釣りの師匠が近頃釣りに出向いたらしいが、あまりあげれなかったらしい。
コッパが多くて、フカセ釣りが難しかったらしい。
けれど、イノコの50cmクラスがあげれたらしいから、いいなと思う。
いつだったか、いただいて初めて味わったが非常にうまかった。
大物でおいしい魚があがったと話を聞いたら釣りに出かけたくなるが、また今度だ。

どしゃ降りの火曜の晩は料理を

村上春樹の本が楽しいと、本好きの人々のプッシュを教えてもらい、手に取ったのがノルウェイの森だ。
ノルウェイの森は、日本だけでなく海外でも多くの人に知られ、松山ケンイチ主演での映画も公開された。
村上春樹の内容は、面白く、どんどん読めてしまうところが好きだ。
直子と緑との狭間でゆれる、主人公のワタナベは、いかにも生きる死ぬの世界でゆれているように感じる。
生と死という課題を無視して読んでも直子も緑も魅力的だと思う。
そして、特攻隊や永沢さんやレイコさんといった登場人物が加わる。
全て魅力がありなにかしら陰の部分を持ちあわせている。
大分前に知った作品だが、読みたいと思い立って読んだことが何回もある作品。
ワタナベは直子に、「私のお願いをふたつきいてくれる?」といわれ「みっつ聞くよ」と答える。
村上春樹ってこんな人なのかな?と思った瞬間。
それで、直子がうらやましいと思った。

ひんやりした金曜の日没に熱燗を
絵やフォトといった美術が大好きで、デッサンも描けるのに、写真撮影がとても苦手だ。
しかし、昔、一人前に、ソニーの一眼を宝物にしていた時もあり、出かける時には必ず持ち歩いたりした。
驚くほどピントが合わないし、センスが見られない配置なので、一眼レフが説教してきそうだった。
そう思ったけれど、撮影や現像は凄くクールだと感じる!

ノリノリで泳ぐ妹と暑い日差し

とある夏の昼。
少年は外で、蟻の行列が死んだ虫を運んでいるところをじっくり見ていた。
蟻たちは一生懸命働いているのだが、虫の死体ひとつでこんなにもたくさんの蟻がいたって、意味が無いんじゃないのかと、少年はいぶかしんだ。
少年は、アリ達を泥で埋めたらどうなるかな、という欲求にかられた。
でも、今日はじっくりと黙って見守ることにした。
真夏なので、少年の汗は頬を伝い、雫となって蟻たちの近くに落ちた。

どんよりした休日の晩に冷酒を
夜、眠りに入れないことがあれば、家にあるDVDをゆっくり見る習慣がある。
この前選んだ映画は、「エスター」というタイトルのアメリカ映画だった。
ヒロインの、エスターと言う子はしっかりしているけれど少々個性的な子供。
エンドに思いもよらない結果が隠されている。
これは観賞の半ばで、最後にわかる事実が分かる人がいるのか疑問なくらい意外すぎる終わり方。
というのは、ビックリとさせるわけでもなく、ただゾッとするような結末だった。
作品は、眠れない私の真夜中の時を楽しませてくれる。
深夜のDVDは、常にアルコールもセットなので、体重が上昇するのが分かる。

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